このレビューはネタバレを含みます
福岡市「教師によるいじめ」事件を思い出した。「でっちあげ」という書籍にもなっています。
保護者としては、あのような対応をした学校に対して不信感を持つのは当然でしょう。（保護者視点なので余計に悪く見えたのだと思いますが）しかも、最初の時点では、ただ説明をしてほしいだけだったのでは？
そもそも同業者として、故意でなくても怪我をさせてしまったらまず保護者に連絡して経緯の説明をせねばでしょう！
担任の先生は自分が説明しようとしてたのなら、やはり悪いのは双方の意見を聞こうとしなかった学校側かなと思いました。最初から保護者の方をモンスターペアレントと決めつけていたのが最悪😔
まあ、担任もシングルマザー云々言ったのは完全にアウトですね。飴は本当に食べたのかな？なんで？笑
「男らしく」等の発言は、近年かなり慎重になっている教員が多い印象。ここは母親の「結婚して」等の発言も同じく、ジェンダー的な問題提起だと推察できます。
最後は様々なしがらみのある人生から飛び出した（命を落とした）ことを暗示しているのかな？と思いました。
ラストシーンに2人が向かう橋？は、前のシーンではフェンスか何かで覆われていて残念そうにしていたと思うので、世の中の多くのしがらみを暗喩するフェンスがなくなった場所＝死後の世界かな？と考えました。記憶違いかもしれないけど
いいテーマだったと思います。それこそ道徳の題材にもなりそう。
