怪物のむのネタバレレビュー・内容・結末

とにかくラストシーンがヤバい。終着点があのラストなのか………しばらく余韻で動けなかった。
解釈委ねる系だけどあの美しさと解放感を目にしてしまうと、もはや真相はどうでもいいかもって思ってしまった。

「僕は星川依里くんですか？」のシーンも鮮烈。とても好き。そのあとの依里くんのすこし大人びたような微笑み、表情もあわせて凄いシーンだった。
「ごめん、嘘」のシーンも妙に印象に残ってる。この二人の演技、もの凄かった…

シンプルにストーリーも引き込まれておもしろかった。
母親目線のターンの学校で話し合うシーン、笑えないし笑っちゃいけないけどちょっと笑えてしまって…やはりシリアスとコメディは表裏一体。
なんやかんやで高畑充希が一番嫌なやつだったな…。
観終わった後に噛み締めるタイトル、「怪物」もかなりパンチ効いてる。傑作でした。