このレビューはネタバレを含みます
見たことのない世界観と、触れ合うことのできない者どうしのラブストーリーという感じで前半はワクワクして観てた。
火の生き物と水の生き物の特性を活かした追いかけっこ、動きや特技が楽しい。
でも、だんだんと世界観の作り込みが甘いような気がしてきた。「インサイド・ヘッド」「ズートピア」の時はすんなりその世界観に入り込めたけど、ここはなんだか釈然としない。水が上流階級でそのほかが庶民で、火はさらに下層階級ってことなのかな?若しくは移民してきたものは抑圧されるという比喩なの?多様性を強調しすぎなのも気になる。
中盤、触れあえるのかよって拍子抜けした。
あと、そもそもの水害の原因がなんかよく分からなかった。船が通った時の波だけだったような。
ほとんど水と火の世界だったな。土や風の町もあったのかしら?
めちゃ不安だったけど、サンドウィッチマン伊達さんの吹き替え、なかなか良かったぞ。