酔えば酔うほど強くなる、酔拳の使い手が主人公。
その危険さ故に父親から酔拳を禁止されている主人公が、仲間と祖国を守る為に封印を解き放ち戦うアクション映画。
やっぱね、
パワーアップとか、禁止された技とか、たまらんよね。
序盤5分からいきなりフルスロットルのカンフーバトルが繰り広げられまして、早送りかと思うぐらい素早い攻撃の応酬が繰り広げられて一気に心が掴まれます。
が、
その凄すぎるアクションでさえ、まだ一滴も飲んでないのよ!
中盤でちょっとだけ酒を飲んで戦うんですが、さっきよりも野生的で読まない動きになって、複数の敵をバッタバタ倒していきます。
更にラストでは、廃人寸前になるまで工業用アルコールを飲んで最強の敵に挑みます。酔ったらメチャクチャ強い。
鉄の扇子をシュババっと直して、構えをとるシーンの格好良さは異常。
カンフーアクションがカッコいいのはもちろんのこと、ドラマ部分が凄く面白いのも魅力です。
ジャッキーチェンの母親役の人が、全ての笑いをかっさらっていきます。
笑えるシーンと、カッコいいシーンが適度に交互にやってくるので、ずっと面白い。
観た後は「今から5人までは倒せる!」という気持ちになります。