Kei

最後まで行くのKeiのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2023年製作の映画)
4.8
Filmarks 試写会にて。
岡田准一×綾野剛 初タッグ。
藤井道人監督

終始ドキドキしながらの描写と音楽。
次は何が起きてしまうのよ~って気にさせる96時間。
矢崎に追い込まれて行く工藤に目が離せず。
かと思うとコメディ散りばめてきて、工藤のコミカルな表情にもうちょっと欲しいとまで思ってしまう表現の豊かさ。
とらえてるカメラも地面から撮ってる?って思うほど見せ方が面白かったり。空撮も藤井組映像の大好物です。

工藤という人物が裏金が絡んでる刑事であり、それを隠そうとする正しい刑事でもないが娘を思う気持ちだけはブレない人間味を感じたとこ。

そして矢崎が…狂気炸裂でブッ飛んでて工藤とのアクションは想像越える。
(御二方流石です!)
無表情かと思いきや裏では感情剥き出しにしてるしで矢崎のインパクトが強く、綾野剛さん凄すぎる。。

着地はどうなるのー!となる あっという間の96時間で二人の最後の映像も好きです。
まんまと脳裏にあの映像が焼き付いてしまいました。。

社会派だけでなく、コメディ要素も入った映画で藤井監督の幅の広さを感じましたし、豪華なキャストさん達にも もっと目を向けたい。
初見で見落としてるとこあると思いますし、公開されたらまた劇場で最後まで観たいと思います!

#最後まで行く最後まで観た
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