Ruka

最後まで行くのRukaのネタバレレビュー・内容・結末

最後まで行く(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーの完成度がめちゃくちゃ高い。ちょっとコメディ要素もあるから暗くなりすぎず楽しめるサスペンス映画。1回見た後にもう1回見たくなる。たったの3日間の話だから猛スピードで話が進む。マジで疾走感が半端ないし飽きない。

岡田准一視点と綾野剛視点で2回同じ時系列の話してくれるからわかりやすいし登場人物も少ないから置いていかれることもない。最後まで行く所までイッちゃってる綾野剛がめちゃくちゃ良い。車で後ろから追突してきたシーンで思わずゾンビかよ!ってツッコミ入れた。ゴキブリもびっくりの生命力。(役名は覚えてないから役者名で勘弁。)最後に詳しいこと何も知らない広末涼子が「早く帰ってきて」とか言えちゃうことにびっくり。娘誘拐されてるのにそれは母親としてやばくね?と思った。娘が早く帰ってきてって言ってるから母親ってそういうもんなのかな?車を上からプレスしてぶっ潰すシーン、同僚乗せる必要あったかな?ただただ車スクラップにするだけでも十分だと思うんだけど。彼めちゃくちゃ可哀想でそこだけが凄い引っかかった。

磯村勇斗の女かと思ってた人が実はヤクザの親玉の女だったとか、岡田准一だけじゃなくて磯村勇斗をけしかけたのもあのヤクザの親玉だったってところで鳥肌たった。何もかもおじいちゃんの手のひらだったわけね。面白かった。
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