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死んだ男
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『死んだ男』に投稿された感想・評価

遊
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最初30分くらいはドイツでもロメールみたいな恋愛映画あるんだなフンフンって思ってたら全然違った つくりこまれまくりのサスペンスだった....!!!
まあ映画だしちょっと無理がある展開にいちいち目くじら立ててもしょうがないよねってスルーした違和感は全て伏線で、なんでそんな行動をとったのかがひとつの理由に収束していくの嬉しすぎて身悶える、観客として
アメリカのB級映画を参考に?しているらしいけど、ちょっと難解そうに見えてどストレートにエモを刺激してくる感じはダグラスサークのメロドラマを思わせる

ニーナ・ホスを見出してこの役を用意したペッツォルト監督すごいな...他の作品も観たい
この映画もたくさんの人に観てほしいけど、アフタートークで聴いた感じだとごくまれに上映される機会以外では権利的に絶対観れなさそう

メモ ニーナ・ホスが口ずさんでいた曲 ♪What The World Needs Now Is Love
原曲も何度か流れるんだけど、厨房でライラが口ずさんだときがなぜか一番印象的で
映画が終わってことの顛末を知ったあとにふとそのシーンを思い出すと、どんな気持ちでこれを歌っていたの、とか考えちゃってよりいっそう心にこびりついていっている
mingo
3.8
ペッツォルトにしてはまあまあ。
ドイツ新ベルリン派の特集またやってほしい…

ペッツォルトトークメモ
「死んだ男」というタイトルについて。ネネットとボニという映画を見たときに若い女性が水面に浮かんでて、それは問題を抱えた人物に見えてしまう。夢遊病的でそれが映画的シチュエーションにみえる。身体はそこにあるが心はどこかにいってしまっている。ライラという女性の分からなさ、この映画からニーナホスとのやりとりが続いていくことになる。フランスだったらシャブロルなどチームで制作している。映画のグループが無いので自分たちで作ってやるしか無い。善と悪が分からなくってしまい、ライラとは愛を注入された存在として機能している。レネの「戦争は終わった」の中でレストランでの会食が出来ないが憧れを持っている、と同じような状況がライラに存在していると言える。アメリカのB級ムービーについて考えていたが提示された構造や明解なキャラクター像に惹かれる。ワイルダーの映画で足と鎖が繋がれている状況など。食堂でライラが口ずさむことで歌の持つ力が変化する。20年ぶりに脚本を読んだが登場人物に愛の可能性を感じている人ばかりだった。愛というのはこわくおそろしく痛みを伴った感情、だから関わらないようにしてしまう。「めまい」は150回は観てて130回は執拗に愛を持って観て20回は憎しみで観てるが最高の映画だと思う。ヒッチコックと言えば「汚名」のイングリッドバーグマンの場面も思い出す。シネアスト的な質問が来る。ヴァルダの5時から7時からのクレオを観た。そしてアントニオーニのブロウアップを準備でみた。ニーナは近寄り難い感じはあってこの世界から外れてしまった存在としてみてきたが日常性がみえなくて全く知らない人というプロ。ライラがブルーノにプレゼントする写真集「橋の下で」は作成した、現実の中からホイットナーの映画は希望を与えてくれる。
クリスティアン・ペッツォルト監督とニーナ・ホスの初コラボ、ここからこのコンビがいくつも傑作を出していったと思うと感慨深い。

ヒッチコック愛はここでも感じ(上映後QAでは監督ご本人の口から聞いた)、まるで幻を追うような男、本当の自分を秘めながら別人を演じるような女の組み合わせはやっぱり上手いなと思う。

刑務所から出所した男、その弁護士、謎の美女。
ロマンスを匂わせながらきっちりサスペンス。
今見ると「水を抱く女」っぽいな?と思ったり。
ニーナ・ホスのスマートかつ妖艶な立ち振舞いがライラのキャラクターにピッタリすぎるが、あのHOW TO本はちょっと笑ってしまった。そんなのに頼らなくてもよさそうなキャラクターだけど、あれがキーアイテムでもあるんだな。

目的のために行動する、無駄があるようで全くない彼女の姿にどこかひんやりした空気を感じるが、それぞれのキャラクターと彼女の関係も見えてくると納得。

面白かった。そして悲しいお話だった。