『ミュンヒハウゼン症候群の大きな特徴は、お金などを目的に偽ったりするのではなく、周りからの注目を集めることを目的としている点です。 周囲の関心を引く方法として、自分自身をわざと傷つけたり、病気を持った人の検体と自分の正常な検体を入れ替えたり、小さな出来事を大げさに話したりします。』
学生の時こういう子いた。
授業中にわざと大きな咳したり何度も先生呼んでトイレとか水飲みに行ったり。
あれもミュンヒハウゼン症候群の一種だったのかな。
度が過ぎたかまってちゃんで苦手だったけどやっぱり関わらなくて正解だったと確信。
この主人公も最初は人に注目されたいとかささいなことがきっかけだったんだろう。
でも歯止めが効かなくなり、だんだんとエスカレートしていく様が気持ち悪く哀れで嫌悪感。
学校とか職場にいたら即離れるべきタイプの人間。
ミュンヒハウゼンならではのセックス時の快感ワード?も興味深かった。そゆ言葉を言ってもらうのが好きなのね笑
でもこの子の一番哀れなところは、まわりにこんな彼氏や友達や母親もいるのに、誰もこの子のほんとの病に早い段階で気付いてあげなかったこと。
たぶんこの子は本当の意味で誰からも愛されてないんだろうな。可哀想に。
てか自分の顔があんな風になってしまうのに、それよりも承認欲求を優先するのはホンモノですわ😅
テーマが面白い。
とくにCMの撮影シーンは雰囲気がやけにリアルだったな。
どんな見た目でも差別せずCMに起用しますと謳いつつ、主人公に対して異様なモノを見る目とか、彼女が倒れたときに介抱したのはたった1人とか。
それ見て気分悪くなったメガネの男とか笑
結局は理解なんてできない。身近にそういう人がいたり自分がなってみないと。
ここを切り取ったか〜という興味深い映画でした。