このレビューはネタバレを含みます
※友人と映画館で鑑賞
共感覚の様な感性を持つ少女とつ子が憧れや感動、恋などを感じ取る作品
テンションの極端な上下がない反面、曖昧で掴みにくい感情の起伏が表現されている。
ふとした時に何かの記憶が結びついたり、音や色を感じたりするなど、『想像(イメージ)の始まる瞬間』の絵描き方がとても素敵
共感覚を持つ人は世界中にそれなりにはいるらしいが、その中でさらに何かしらの表現に関わりがないと、主人公の感性に共感できないかもしれない。
映画で伝えたい事を完結に言い終えてスッキリ。という様な作りをする監督ではないと思うので、作品のテンションやテンポ感、終わり方には賛否両論あるかもしれない。