羊の群れは丘を登る

テス 4Kリマスター版の羊の群れは丘を登るのレビュー・感想・評価

テス 4Kリマスター版(1979年製作の映画)
4.2
 19世紀末のイギリス🇬🇧ドーセット地方マーロット村。貧しい行商人の娘テスは名門貴族の血を引いていることをきっかけに、金持ちの地主の息子と理想主義の牧師の息子の青年2人との間で、破滅的な愛を重ねるドラマ。監督は『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキー、テスを演じるのは当時18歳のナスターシャ・キンスキー。

 これほど、逸話が多くて、興味深い映画も珍しい。
この原作小説を知ったキッカケが、妊娠中にカルト教団に殺された妻シャロン・テートで、事件後に小説を始めて読んで映画化は驚いた。
映画冒頭の「To Sharon」シャロンへのメッセージを観ると、テス役をシャロン・テートにやらせたかったんだなーと伝わった。

 テス製作中にロマン・ポランスキーは13歳の少女の性的暴行事件で逮捕されて、保釈中に国外へ逃亡。
それもあってか、撮影地は、犯罪人引渡しがないイギリス🇬🇧ではないフランス🇫🇷のノルマンディー地方、ブルターニュ地方。

ナスターシャ・キンスキーをシャロン・テートと重ね合わせていたのかな🤔
ポランスキーとナスターシャの2人は当時、恋仲になっていたぽかったし🙄
ナスターシャとシャロンの誕生日が同じ1月24日というのも不思議な縁。

ひとまず、ギリギリだけど、1月24日に投稿する。