RAMPO

コカイン・ベアのRAMPOのレビュー・感想・評価

コカイン・ベア(2023年製作の映画)
3.4
ちょっと反抗期に入った少年少女、その母親、ネコババされたコカインを回収に来たギャング、それを追う警察、森林保護官、そして森にばら撒かれたコカインを食べて凶暴化した熊。

中盤まではそのそれぞれを同時進行的に個別に描いているので、話の筋が見えにくく誰が主人公なのかもよく分からない。
それらがラリった熊を核にしてクロスする辺りからなかなか面白くなってくる。

ドタバタコメディで笑えるシーンも挟みつつ熊に襲われる等ショッキングなシーンもそこそこあって、更に上記のとおり登場人物各グループを交互に描くので、アニマルパニックと言うには地味ながら飽きずに観ていられる。

オチというかラスト、え?放置?ってところはちょっとびっくりした。
まぁ暇つぶし程度の感覚で観るのが正解かな。
悪くはないです。
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