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658km、陽子の旅のmikoyan358のレビュー・感想・評価

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)
2.0
放り出されてしまった重度のコミュ障の主人公が1人で殻を破る話だが、菊地凛子の演技がうますぎた結果いたたまれなさも半端なく上昇しており、正直観ていて辛かった... 自分もたいがいコミュニケーション下手だとは思っていたがさすがにここまで苦労する事は無かっただけに、きっと彼女の苦悩やその言動に共感する人も一定数いるだろうと思う一方で自分が覚えるのはもどかしさばかり。途中で触れる人々のエピソードもどこか中途半端な感じで心には残らず、やっぱり「演技と判っていてもこんなリアルな感情を植え付ける菊地凛子の演技力の高さ」だけが見所だった。
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