傑作スラッシャー、スランバーパーティマサカーの「現代的な再構築」。
変態ドリル男ラスとトリッシュたちの戦いから数十年。ヤツは生きてた!!トリッシュの娘とラスが再び相見える!!!な話。
うーーーーーん。
作品としてクオリティが低いというわけではないけど、スランバーパーティマサカー関連作品としてはガッカリ感すごい。
数十年設定のために虐殺の舞台をトリッシュの家からコテージに変えてたり、無駄にトリッシュとその娘が黒人になってたり意味わかんねー。
こっちが見たいのはオリジナル同様に、可愛くておバカな女の子たちがワーワーキャーキャースランバーパーティしてたら殺人鬼にメッタメタにされる話なのに!!!
スランバーパーティしてるのは女子じゃなくて野郎どもだし、すっぽんぽんになるのも野郎どもだし、マサカーされるのも基本野郎どもだしでオリジナル要素がほぼ死んでるじゃん!!!!
改変しすぎてほとんど原型ない。
スクリーム的なセルフパロディじみたことをしたかったのはわかるんだけど……。
「現代的な再構築」って温故知新的なことかと思ってたけど、過去の作品に泥をかけることを言うのか???
ここまで酷評しまくってしまったので良かった点を挙げると、メイブの妹アリックスの登場シーンの「友達の妹が勝手に着いてきちゃったけどどうする…?」な雰囲気と姉たちのノリについて行けずに不貞腐れる妹のリアルな感じは楽しかった。
あと男たちの枕引き裂き大会は野郎版スランバーパーティって感じでめちゃくちゃ良かった。
作品単体としては3.0点、スランバーパーティマサカーとしては1.0点。
間をとって2.0点です。