シアトル国際映画祭 Cinema Italian Styleにて。

友達が出来ないふてくされキャラのアマンダの痛々しいコメディ。
少しノア・バームバックっぽさ感じる映画。

比較的裕福な家庭に育ち容姿も良いが友達がいない。かわいいからなんとかなるんじゃない？って思いは見ていて消える😅
家族でパリからイタリアへ引っ越してきたのが24歳、大人になってから友人を作るのは子供の頃より難しいのはわかるが、アマンダの場合、攻撃的で常にふてくされ、世の中に対して斜に構えている。ダメな例、反面教師のパターンそのものだった。

自分もふてくされてる時はあんな感じなんだろうと想像するといたたまれなくなるコメディ。

たまに大人びたことを言う8歳の姪との関係は面白かったが、とにかく痛々しくて頑固で失礼で。しかも改善の兆しが99%ぐらい見えないんだけど、本人は実は必死で寂しい。

そんな姿を見ていると痛々しさを感じながらも早く素直に笑える友人が出来ますようにとお母さんの気持ちになってしまった。

敵もいっぱいいるだろうがレベッカとの関係がぶつかりながらも変わっていったのはよかった。

よくあるこじらせ女子の日常系映画。
話自体もありがちすぎるし主役のキャラクターや演出も単調すぎてインパクトに欠ける。

暫定2024ベスト

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Amanda 4.5
バッドルーテナント　リマスター 4.2
Fremont 3.5
アクアマン 3.3
緑の夜 3.2
レオノール 2.6