このレビューはネタバレを含みます
ちょっと宗教感が気になるし、どこかの国の大統領みたいな独裁者感が気にさわる。
「陪審員2番」のシリアスな役のトニ・コレットが美食家のウザイ妻役にユーモアを感じた。
団子虫みたいな生命体は「風の谷のナウシカ」の王蟲みたい、だけど監督は「となりのトトロ」のネコバス動きを参考にしたらしい。最初はモスラの幼虫かとも思った(笑)
死んだら3Dプリンターみたいなやつでコピーして記憶を移植する。
記憶だけが引き継げられて繰り返し生きる使い捨ての人間のミッキー。17回目のところで間違って、17と18が同時に存在する設定が面白い。
記憶の引き継ぎでも性格が若干違うのは笑える。ポン・ジュノ監督のユーモアらしさが所々感じつつもSFにしては物足りなさを感じた。
結局、独裁者は滅びるってことはいいね!