ポン・ジュノ監督ではあるけど、重く胸糞な感じはあまり無く、結構スッキリとしていた印象。人体プリント等の設定やキレイな映像を普通に楽しめたSFだった。
ミッキーは人命としては雑に扱われるわけだけど、たまたまリプリントできる人間ってだけで動物には同じことしてるよな...みたいなことをちょっと思った。けど、訴え強めじゃなくて、エンターテイメントのスパイスとして感じられる程度で丁度良かった。
ミッキーは17も18も良いキャラだし性格が全然違うのが面白い。マーク・ラファロとトニ・コレットの悪徳権力者っぷりも良かった。めっちゃ美人だったカイ役のアナマリア・バルトロメイ、やっぱし『ヴィオレッタ』の人だった。