ぱんや

母なる証明のぱんやのネタバレレビュー・内容・結末

母なる証明(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

息子が犯人と分かってからのラスト30分が心をえぐってくる。

特に捕まった真犯人と面会するシーンは一番衝撃的でしんどい。あれだけ可愛そうな境遇の青年を身代わりにして、自分1人だけが罪悪感を背負ってでも息子を助けることを選択する。

前半で描かれていた息子の純粋さ、母の溺愛具合、貧しい生活がかなり効いてくるし、息子は助けたけどやっぱり理性的にはしんどいくて、母の心がやられていく流れが濃く感じられるラスト。重いけどかなり面白かった。
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