ノック

君たちはどう生きるかのノックのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

観ました。
取り急ぎ感想は、
とんでもない答えの出なそうな問題を急に出されたような気分。。
哲学しますかぁ。。
誰かの出した答えで満足したくない、そんな映画だから、自分の中で答え出したい。
もう一回観たいな。
でももう少し時間を置いてから。


追記

見ながら感動した点をあげる。
冒頭の回想シーンでまず泣きそうになりながら自分がグッと涙を出さずに堪えられたのは主人公が自分の心の傷を表に出さずに耐えていたから。
その時から、この子は大きな心の傷を破れそうな薄皮一枚で守っているんだろうと思った。眠っている時だけ心を見せられる彼に同情した。

地獄のようなワラワラのいる世界に降り立った主人公の足が地面に触れた瞬間、波がざっと足を洗った所も、
あぁ、全ての場面に意味があるなぁ、宮﨑駿ってすごいなぁ、、
と感動した。他にもたくさん心に残ったシーンはあるけど今は割愛。

エンディングロールでお馴染みの近藤勝也、高坂希太郎、男鹿和雄らの画人たちの顔ぶれを見て、侍が練り歩く様を見ているような気持ちになって泣きそうになる。
ジブリから米林監督が独立してできたスタジオポノックや、細田守監督おなじみのスタジオ地図、エヴァンゲリオンでお馴染みのスタジオカラー、いつもみるよね、スタジオとろとろなど、あぁ、日本の錚々たるアニメーター達がたくさん参加したんだろう。。お神輿を担いでくれたんだろう。。と思うとジーンと感動した。
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