情報公開されていないので
参考程度にネタバレ無しで記します。
宮崎駿が1人生を生きてきて
終わりを感じ残すために出した答え
『君たちはどう生きるか』
あえて？はつけていなく
『君たちにこう生きてほしい』
だと思いました。
もしかしたらその願いに気づくのは
やはり宮崎駿本人の年齢になった時に改めてわかるのかもしれない。
観るにあたって言いたい事は
宮崎駿作品を全て観てからの鑑賞をおすすめします。全面に散りばめられているように感じました。
気軽にちびっこを連れて行っても
怖くて泣いてしまうかもしれません。
実際に劇場何人もちびっこ居ましたが泣いてはいません。
画の持つ力がものすごくて
映画館で観て良かったと個人的に思うのですが
きっと宮崎駿が生きてきた道を描いたような世界なので
人生のようにまとまりは無く
枝分かれします。
きっとそれが答えなのだろうと感じました。
今まで宮崎駿作品で出されてきた問題提起を
自ら答え出してくれています。
感性や感情と言うよりは
直接的に心臓の中核に突き刺さるような作品で、生つばを飲み込むような鬼気迫る体感がします。
こわいです。痛いです。
望む痛みではないです。
でも、宮崎駿の懇願とも思えるメッセージは
全ての人に突き刺さると良いなと思いました。
エドガー・アラン・ポーのような空気で
ホラーかと思わんばかりのダークファンタジーで、、
ドキュメンタリーのように現実的でした。
私は『風立ちぬ』で完結で良かったように思えますが、
これが宮崎駿ご本人のためのピリオドなんだと思う。
君たちはどう生きるか！！！
生きる事への覚悟。
ストーリー自体は重さも感じず
全てがアンサーになっているので単純だけれども、そのストレートさが突き刺さる。
また新作でたらどうしようか、、
※津波にトラウマをお持ちの方は内容確認した上での鑑賞おすすめします。
血の描写も多いです。
