『君たちはどう生きるか』
このタイトルは宮﨑駿のその問いかけだったと思う。
その答えに対して、私は生きなければならないと思った。
生命が生まれること、この世界は奇跡の絶妙なバランスでできていること。
これは現世(うつしよ)と黄泉の国の話なのだと思った。今自分が生きていることは奇跡そのものなんだよって。
今まで子供の頃から観てきたジブリ作品の全てのメッセージがこの映画の答えなのかな。宮﨑駿はずっと「生きること」を映画を通して色んな形にして伝えきていたんだじゃないかって。
(ジブリ作品のさまざまなシーンを思い起こさせる)
「ああ、生きなきゃ」って何度も見ながら思った、最後は心が温かくなって涙が溢れた。今の私の心に、祖先から繋がっている生命の繋がり、育ってきた特殊な環境、そして今私を創り出して生命を繋げていかなきゃいけないんだって思ったら、温かい涙が何度も出た。
いい映画だったなぁ
