見る人によって解釈が変わると思う。解釈ってその人がどう生きてきて、どうものを捉えるかってことだから、そういうのも『君たちはどう生きるか』なのかなと個人的に思った。
答えをハッキリ求める人は「なんだこの映画？」ってなる気がする。逆に、頭の中で想像するのが好きな人は、己の解釈で楽しめる気がする。
私はこの作品を見て、結構前にTwitterでバズってた「あなただけの王国をつくりなさい。そこでは誰もあなたのことを傷つけられない」みたいな小説からの引用を思い出した。(ツイート見つけられないので、何の小説がわかる人居たら教えてください。)
この映画は刺さる人には刺さるし、刺さらない人には全く刺さらないと思う。私は話の内容よく分からなかったし、「あれはどういうことだったんだ？」ってのも山ほど合ったけど、なんか感動した。けど人にオススメはしないかな、責任持てない！
独自の死生観があったり、思想、哲学、そんなものが好きな人はハマりやすい気がする。
映画の何を話してもネタバレになる気がするので、あんまり言えないけど…
映像が美しくて、なかなかセンセーショナルな場面もあった。繊細な人はもしかしたらしんどいかもしれない。
なんとなく気持ち悪い雰囲気が漂ってて、重い。
金ローで放送されても私は多分見ない。映画館という集中できる場で見るべき。観客みんな宮崎駿を理解しようとして真剣に見ていたから、上映中すごく静かだった。
もう1回見たら理解が深まる気がするし、見たいんだけど、私にもう1回見に行く気力がない。
作品は難しいけど、レビュー読んでこんなに面白い作品は無いと思う。
