君たちはどう生きるかのMegumiのネタバレレビュー・内容・結末

千と千尋と似てるなーと思った。

少年が、最初は色々鬱屈したものを抱えてるんだけど、母親からのメッセージ「君たちはどう生きるか」を読んで、そこから行動が変わってくる。
千と千尋ばりの不思議世界に入っていくけど、義理のお母さんを助けるために頑張る、そして成長する。
アオサギもいつの間にか、冒険のバディになってきて、次第に助け合う関係になる。
わらわらを食べるペリカン、ペリカンを追い払うためにわらわらも殺しちゃうヒミ、瀕死のペリカンからはわらわらを食べるしかない言い分を聞いて、まひとは葬ってあげる。100%の正義はない。それぞれに言い分がある。
母親を失ったことがトラウマになっていたまひとだけど、幼い母親と出会い、死がその先にあると分かっていても、まひとを生む世界を選ぶヒミ。そこから彼は母親の死を乗り越え、ナツコを母親として受け入れる。
大叔父さん？から下の世界を託されそうになるけど、好きではないと言っていた現実世界に戻り、現実から逃げない生き方を選ぶまひと。下の世界で、勇気を持って、母の死を乗り越え、新しい母親を受け入れ、友情の価値を学び、世界は汚れているけども、むしろ汚れが全くない世界はないのだと、まひとは学ぶ訳だけども、これ、英語のタイトル、少年とアオサギ、そっちの方が合ってない？？
そして、少年の転機になる本として、君たちはどう生きるか、が出てくるので、コレ読んだ方がこの映画分かるんだろうなーと思いました。