「一体何を長時間見せられているのか」監督の「察して」が多過ぎる難しい映画。考えたけれど「YOU達、どう生きるの？」と言いたいことと、察して欲しい事はなんとなく分かったから、ちょっと早く終わってくれないかと時計を見ながら、とりあえずジブリ飯だけは健在でした。自分の中では原作脚本監督として完結しているのかわからないけれど、頭の中をアウトプットしきれてない感じがしました。
考察やネタバレを読んで、後から理解するような映画は、それは1作品の中で完結していないし、それはただの文章でアニメじゃない。理解した状態で意味を深めるならともかく「あのシーンはハウルのアレで、このシーンは略」みたいなのだったのが今回意図的だとしたのなら、ほば全部見なくちゃいけないし、何故察してあげなければいけないのだろう？ 「ここ笑うシーンですよ」の場面も、ため息が出ました。
ペリカンやコウノドリは、海外じゃなんかホラ。包んで運んでくるじゃないですか。あれもそういう意味なのでしょうか？、、という察しも疲れるので、そういう時はセリフにしてもう言っちゃってくださいどーんと！
