ざきを

マダム・ウェブのざきをのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
4.0
突然未来が見えるようになったキャシーは、突然3人の少女が殺される未来を予知する。その子たちを追う壁を這う謎の人物はキャシーとの深い因縁があって…

ちらちらっと色々なシーンで少女3人を序盤に見せ、彼女たちは無意識のうちに絆として繋がりをもっていく様を、いやらしくなく、自然に描いている。序盤の作りは本当に素晴らしいと思う。世界観に入りやすく、この映画どんなことをしたいのかということがわかりやすかった!
その上、シドニースウィーニー、セレステオコナー、イザベラメルセード、3人ともキャラしっかりで演技ばっちり。イザベラは前々から推してるから、こうして活躍を見れて本当に嬉しい!
その3人を導いていく、キャシー演じるダコタジョンソンは未熟で孤独で悩みながら進んでいく姿をうまく演じきれている!

確かに後半の展開は急ぎ足で、ご都合主義で、ツッコミどころ満載で…酷評されるのも納得で、粗探ししたらボロが出ること間違い無いけど、私はこの作品大好きだな!
3人の女の子と1人の女性にはそれぞれの孤独を感じるエピソードと、それを消し去ってみんなで頑張ろうってストーリーがあって。彼女たちの前を向こうとする姿にどこか元気をもらえる。私たちは1人じゃないんだって。そんなストーリーが私にハマったんだと思います!

彼女たちのその後と、アマゾンとのつながり、そして悪役は本当に死んだのか、まだまだ謎とワクワクを残すばかり…続編絶対に作って欲しい!まだ彼女たちの物語が観たいです!
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