実在した銀行強盗、社会の敵No.1として恐れられ、崇められたジョンデリンジャーの半生の物語。
銀行強盗とFBIのイタチごっこ。
何度も脱獄され、強盗される。もっと刑事と強盗の運命とか、2人が通ずる部分があるのかなって思ったけど、意外と刑事パートが薄いというかなんというか。
デリンジャーの金持ちからしか盗まないシカゴの石川五右衛門的な立ち位置も、結局は人殺してるし、なんかあんまり感情移入できなかったというか、強盗なりの美学が伝わってこなかったのは悔しい。
マイケルマン監督の作品で、シカゴのギャングと刑事という対立の構図を見てしまうと、どうしてもヒートと比べてしまう。やっぱりヒートは偉大で、自身でも超えることのできない最大最高の物語をマイケルマンは作ったのだなと実感。久しぶりにヒートを観たくなったなぁ。
あとわかったことが一つ。
私、あんまりマリオンコティヤールが好きじゃないのかもしれない🤔