こういうの観に行ってこういうの観れたんだから、こういうの観たー! って満足して帰りましたよ私はね。ゴジラに「ステイ! ステイだってば!」ってアクションするコングと、コングにブレーンバスターキメるゴジラ、コロッセオをペットベッドにしてすやぴと眠るゴジラ、歯の調子悪くてニンゲンに診てもらいに来るコング、が見れたよ。楽しいね!
序盤でいきなり地下の怪獣研究秘密基地が大変なことになったよ! 現地(トップシークレット)に駆けつけなきゃ! つってんのに、部外者(身内かつ未成年者)と部外者(一般人)を大した葛藤もなく異世界移動乗り物(トップシークレット)に「よし! 乗んな!」と景気良く乗せたところで、オッケ! 今回もそういうガバガバな感じで楽しませていただきます! とスイッチ入れたので、あとはもうキャッキャ観ました。
ゴジラさんよりも表情が作れるコングさんの方がお話作りやすいとはいえ、猿パートの、猿の方々による本場の猿芝居の数々、笑いました。なんか奴隷猿たち辛そうに働かされてるけどなんのための労働なのかよくわかんなかったり、ちっちゃ猿(あいつ喋ったら絶対語尾は「ヤンス」)がコングに最終的には懐くわかりやすさだったり。そういえば水龍みたいの仕留めて食ってたけど、ぶつ切りの断面はどう見ても魚肉っぽいのに食ってる口からゲソ状のものがはみ出てて、どの部位食えばそういう身のほぐれ方に……? って思ったりしたけど……でもおいしそうに食べてたからオールOK! いっぱい食べて大きくなろうネ!
あと、地下の悪サルに操られてた氷竜チャンが、正気を取り戻した途端におめめの表情が明らかに可愛くなって「あら……? わたしなにを……?」って顔してたり、モスラチャンがゴジラに、強気幼なじみのテンションで「アンタはいつも最後まで話聞かないんだから!」とお説教してたり、女子たち(怪獣)それぞれ可愛くてよかったです。