前作で地中世界の存在が明らかになり、それと絡めてゴジラとの壮大な喧嘩を描いていた訳だけど、本作はその延長線の展開となっている。
地中世界でファミリーを探すべく世界を探検するが見つからずに孤独を感じるコング。
一方で、髑髏島の生き残りでコングと交流出来る少女ジアも同じ様に現代では世界で居所無い状態であった….。 と、いちおう、ストーリーの軸はありがちであるが上手く設定出来ているかと。
また怪獣映画としても結構楽しめた印象で、コロッセオで丸くなって眠るゴジラ。邪悪な巨大類人猿に威嚇されるも拳で殴り飛ばすコングの様は、まるでイーストウッド兄いが『ダーティ・ファイター』で演じたファイロ・ヴェトーそのまんまで吹いたね。
そしてモスラの言う事には素直に聞くのね。
と結構楽しめる作品だったと言うのが強い印象だ。
シーモがコングに顎の下をすりすりされていたのも見逃し厳禁な面白シーンだったね。
