IMAX版を鑑賞。
2/3のセリフ？が「ウホウホ」「ウォォォォォ」「ウキャキャ」で構成されており、半分が格闘シーンというチャレンジングな作り。
その反動なのか、ストーリーに関してはあってないように思えてしまう希薄なもの。
絵のクオリティーと戦闘の豪快さで、観客をどれだけ満足させられるかの作品だ。
ちなみに鑑賞前、“プロレス”のワードを度々みていたので、どんなもんかと楽しみにしていたら、本当にプロレスだった…
相手をおちょくる“煽り”を入れつつの、殴り合い。
怪獣タッグマッチで、ガンガンゴリ押しするスタイル。
ここまで振り切っているのは凄い覚悟。
前作に続き、GODZILLAやコングをはじめとした沢山の怪獣が出てくるなか、お気に入りはちびチンパンコング君。
握手するフリをして噛みついたり、崖の上から石を落として敵を沈めて勝利のドラミングを披露したり…姑息なテクニックがキラリと光り、ツボにはまる。
とはいえ、話自体は物凄く単調なので、2時間もたすのは厳しく、IMAXパワーでなんとか最後まで見れたが、完成度は低め。
最近のIMAX作品（オッペンハイマー、dune2、コナン等）が非常にハイレベルだった事もあり、物足りなさは否めずでした。
