心があたたまり、おいしいごはんが食べたくなる映画🥰
シェフへの道は、やっかい(大変で長い)
一流料理店の雇い主と馬が合わず店を辞め、ひょんなことから強制送還寸前の移民の若者達の施設で働くことになった、カティ・マリー。
最初は話しかけても返事もしてくれない子ども達。缶詰しかなく、衛生的とはいえない厨房にも愕然とする。
それでも、温かくて美味しい料理を振る舞うことを諦めず、人手が足りないので仕方なく子ども達に手伝ってもらうようにしたことがきっかけで、段々と心を通わせて行く。
言いたいことをきっぱり言う性格で、一見ツンとしてるように見えるカティ。
でも、厳しさはシェフの仕事に対する誇りを持っているからで、本当は優しい人なのも子ども達への視線や行動で分かる✨
厨房での役割を皆が好きなサッカーチームに例えて分担したり、愛情と厳しさで料理の基礎を教えていく。
畑で採りたての野菜を手で割った時、できたての料理の湯気、その香りを幸せそうに吸い込むカティと子ども達。
カティの元でいきいきと料理を学ぶ子ども達は、やがて調理師の夢を持つ。
シェフ、大好きですの言葉に思わず私もじんわりと涙が🥲✨
強制送還されてしまう子どもを目の前にして、カティはあるアイデアを思いつき、ずっと出演を拒んでいた生放送の料理対決番組「ザ・コック」に出る事を決意する。
色んな国から様々な理由で来ている移民の子ども達のことを考えさせられた。
重めのテーマだけど、皆がいきいきとした目で、一生懸命生きている姿に勇気づけられる。
厨房では、人種も宗教も性別も関係ない🍳
最年少の子ども、ギュスギュスがとっても可愛くて癒される〜☺️