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丘の上の本屋さんのmiumiuのレビュー・感想・評価

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)
3.7
イタリアを舞台に、古書店の店主リベロと店に訪れる客たちの交流を描くヒューマンドラマ。

思った以上にコメディ色が強くて楽しかった!
リベロが移民の少年エシエンに、本来なら売り物の本を貸すことから始まる交流が物語の主軸。
加えて、他にもアクの強いキャラクターが次々と登場して楽しい。特に書店の隣のカフェで働くお調子者っぽい店員ニコラが良いキャラクターだった。

リベロとエシエンをめぐる顛末は予想通り… だけれど、リベロが選んで貸す本や、そこからエシエンが学ぶ内容は目から鱗。
本をたくさん読んでいる人ほど楽しめる作品だと思う。
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