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丘の上の本屋さんのhmzのレビュー・感想・評価

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)
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良い意味で、思った通りに進行する。
今日は、寝る前に短めの刺激にならない映画を探していたので、ぴったりでした。
その優しい世界の中でも伝えたいことははっきりと伝わる、UNICEFの映画。

本好きの人は本好きの人のこと好きよね。
本読む人の方が珍しくて、逆に目立つから。

リベロとエシエンのような唯一無二な関係ではないけど、私にも、大人から本勧められて、読んで、っていうの、あった気がするな。
知らず知らずのうちに、沢山の本好きの大人たちに巡り合いながら、私も本好きの大人の仲間入りを果たした気がする。

"本は沢山の人に読まれてこそ力を得る"、というような引用があったけど、なんか解る。
古書店や図書館に並ぶ本たちは、本屋さんに並ぶ新刊はまだ持たない、何か気配のようなものがある気が私もしていて好き。

古書店も古書も好きで、ひとりで歩いてて見かけた時など、今でも吸い込まれるように入ってしまう。
学生の頃と比べれば随分読まなくなったし、最近専ら図書館派で本は増やさないようにしてるけど、やっぱり入っちゃう。
古本屋さんに来る人の中にたまにいる、ちょっと気むずかしい人の雰囲気とか、なんかちょっと解る感じもしてよかった。

となりのカフェも良すぎる。紳士ニコラ!
近所にあったら足繁く通ってまうわ。
リベロの本屋さん→ニコラのカフェ、の無限ループでずっと居られるよ。
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