K

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイのKのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

日帝の統治下、祖国と誇りを取り戻すために命をかけた人たちの物語。評判は聞いてはいましたが、こんなに女と女の映画とは思っていなかった!"合いの子"として生まれ葛藤するソル・ギョングの名演はもちろん、序盤、イ・ソムとイ・ハニのシーンでばっちり心を掴まれた。無愛想な女、悪態をつく女、信念のために戦う女…。いろんな方法で祖国を、民族の誇りを取り戻すために戦う女たちが登場して最高だった!そして男たちのプライドをめぐるある意味滑稽な格闘をこうやって演じてくれるソル・ギョングとパク・ヘス、いいですね。(一瞬出てくる、秘書役のBIBIも最高だった!)半分以上日本語台詞だったと思うけど、みなさんすばらしかった。個人的には撮影、編集がとても好きでした。この映画に出てきた女たちは無事に終戦を迎えられたのかな?みんな、うまいタバコを味わえたかな?そうだったらいいなと願わずにはいられない。イ・ハニ、最近だと『エクストリーム・ジョブ』の印象が強かったのでこんなにかっこよくて素敵なの!?と衝撃を受けました。反省して他の作品も観てみようと思います。
K

K