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呪餐 悪魔の奴隷のshimaのレビュー・感想・評価

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)
3.7
インドネシア産ホラー、女子供にも容赦なくて凄〜〜い!!!

昔墓地だった跡地にポツンと経ったアパートで次々起こる不気味な現象が徐々に登場人物含め、自分を追い詰めてく感じが全力でホラーしててヒリつく怖さが楽しかったです。嵐が来ていて下層は浸水し脱出不可能、つい昨日の事故で死人も各部屋に安置されたままって状況気持ち悪すぎます。ナイス設定。

良い点
雰囲気はJapaneseホラーっぽいじめじめ&ジワジワ系でとても良い◎
ジャンプスケア要素はあまりなくて照明の名滅に合わせて少しづつ変化してくホラー演出が不気味でとても良い◎
冒頭から不穏だしずっと気味が悪いのでホラー要素マシマシでそこも良い◎
120分近くあるにもかかわらずグダる事無く盛り上がりもありつつ進んでくから飽きない
序盤に撒かれた伏線をラストで総じて回収してくれるのであっ、気持ちいい展開!って感じでそこも良い◎
絵が終始集合アパートオンリーなのでそこまで代わり映えしないけどその設定を上手く生かした閉鎖的な空間での恐怖感が良い◎

悪い点
殺人鬼が出てる設定あんまり生かせてないのでインパクトに欠ける
画面が基本的に暗いので嵐で起きてる雷や登場人物が持ってる懐中電灯がピッカピカに光って明滅キツい(※ココは人によるだろうけど具合悪くなる人いそう)
最終シーンのオチは何だこれ?いる?って所(※続き物らしいのでそこと繋がっているのかな、と。)

中盤アパートの全容について徐々に明かされていくんですが全部解ける前に映画が終わっちゃったので気になる所ではありますがそこも含めて味があるなーと思ったので個人的にはとても好きです。

ちょっと血飛沫はあるけどそこまでグロくないので人にオススメできるタイプのホラーかなと思います◎
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