げんげん

極限境界線 救出までの18日間のげんげんのレビュー・感想・評価

3.0
2007年に実際に起きた、タリバンによる韓国人23名誘拐人質事件。しかし事件の顛末を韓国政府は公表していないのでこの事件に着想を得たフィクション。

何かイマイチ入り込めませんでした。『人質に感情移入できるか』がこの映画の肝だと思う。私は無理でした。普通の生活を送ってきて突然襲われたわけじゃないんですよ。2001テロの後、各国の軍が乗り込み入国禁止となったアフガニスタン。そこへ北京→ドバイ経由でわざわざ入国し短期宣教を行おうとしたキリスト教信者が人質。そのちょっと前にドイツ人記者が誘拐された山道をバスで、しかもアフガニスタン政府の護衛も依頼せず通っている。そりゃ誘拐されるわ…何で行ったのよ…って少し冷めて見てました。

事実も隠されているので結末も本当かどうかわからずあまりカタルシス得られませんでした。主役の2人はめちゃくちゃカッコいいので2人のファンにはオススメ。

2023年95本目
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