一粒万倍日

岸辺露伴 ルーヴルへ行くの一粒万倍日のレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.8
NHKドラマからのファンです。
映画化にあたって、岸部露伴の世界観とセッティングがドラマと同じだったので嬉しかった。

高橋一生さんと飯豊まりえさんの安定した掛け合いも、ドラマからの積み重ねがあって関係が自然でした。

人生においての後悔とか先祖が犯した罪という変えられない過去が襲ってくるのは、本当に恐ろしいし苦しい。

過去は無かったことにして未来だけを見て生きていきたいけど、人は潜在意識の中に消せない記憶が残っている。
そんな消せない後悔とか罪は、ヘブンズドアで消せると楽になるのか…。

露伴が自分自身にヘブンズドアをして「記憶を消す」と書き込んでいました。そんなことできるのかとちょと驚きが。


お婆ちゃんの家の元旅館とルーブル美術館の映像が美しかった~。
ルーブル美術館は2度訪れたことがありますが、また行きたくなりました。

青年期を演じた長尾謙杜さんが良かったです。