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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙のKUBOのレビュー・感想・評価

4.0
新作『FREEDOM』公開前に『機動戦士ガンダムSEED』を総集編でざっくり復習3回目。

『ガンダムSEED』完結編となる本作『鳴動の宇宙』は盛り上がる、盛り上がる!

「相手を全て滅ぼせば戦争は終わる」
イスラエルとパレスチナの戦争みたいだ。

核は持ってりゃ楽しいコレクションじゃあないんですよ。兵器は使わなきゃ」
プーチンも言ってそうな台詞だ。

「これはもはや戦争ではない。虐殺だ!」
イスラエルのガザへの攻撃が頭をよぎる。

核ミサイル搭載機が「ピースメーカー隊」という皮肉。

『SEED』は「戦争」という側面もすごいリアルに描いているけど、「SF」としてのテーマも重い。

人類の進化として自然に生まれたニュータイプと違って、コーディネーターは遺伝子操作から生み出された人の手による強化人間。

いわば『SEED』はそのコーディネーターを巡る親と子の因果の物語だ。

そんな中で、クルーゼとムウラ・フラガは、シードが覚醒する音じゃなくて、アムロと同じ「ニュータイプ」の音がする。この2人だけはニュータイプ?

ついに登場する「ミーティア」‼️ ミーティア、マジ無敵! この辺になると『SEED』はもはやスーパーロボット級。そうそう、このデカいプラモ、買ったよな〜。

で、やっぱりいろいろ『ファースト』オマージュがいっぱい。

ムウラ・フラガの最期(?)、カッコ良すぎるでしょ!

個人的にはここで終わってた方がよかったような気がしてたけど、復習は『デスティニー』へ続く。
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