青山

風の谷のナウシカの青山のレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
3.8

実はジブリ系の作品ってあんま見たことないんですよね。
見たことあるの、トトロ、ラピュタ、千と千尋、カリオストロ、マーニー、くらいかな。あ、ポニョも見たわ......。

というわけで、とりあえず有名どころで見てない本作を見てみたのでした......。

すっげえや!
やっぱり人気あるのはそんだけ面白いんですね。
ナウシカちゃんの主人公力が高すぎてちょっと引きましたよ。可愛いし強いしエロいしいい人だし姫って主人公かよ!いやまぁ主人公ですけど!ちょっとスペック高すぎません?
どうでもいいけど、最初あの服素足にスカートだと思ってて、見えちゃう見えちゃうって期待してたんだけど下に肌色のズボン的なの履いてるんですね。ぬか喜び!

普段ファンタジーを見慣れていないので、最初は設定を理解するのに苦労しました。不快不快ってなんのことだろうと思ってたら「腐海」かぁ!みたいな。
でも慣れてくるとオームちゃんたちとか変な生き物たちとか面白いし風邪を読みながら飛ぶのとかもかっけーってなるし案外良いもんですね。
また、ファンタジーではあるんですけど、描かれているメッセージはめちゃくちゃ分かりやすく現代の文明の発達、環境問題などへの警鐘になっているんですね。それだけに最後まで緊張感を持って観れました。

ふたつだけちょっとアレだったのが、らんらんらららんらんらんが今やネタとして使われすぎてて笑っちゃったのと、ナウシカちゃん最初から服青くない?ってとこですね。

あと主題歌がなぜか作中では流れないのですが、あれ細野のおじちゃんが作曲の松本さんが作詞という実質はっぴいえんどなんですね。もっと売り込んでけば名曲になったのに〜。
青山

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