ロールシャッハ

ザ・キラーのロールシャッハのレビュー・感想・評価

ザ・キラー(2023年製作の映画)
3.7
成功するためにやるべき事

①計画通りにやれ
②予測しろ
③即興はよせ
④誰も信じるな
⑤決して優位に立たせるな
⑥対価に見合う戦いにだけ挑め
⑦感情移入はするな、感情移入は弱さを生む、弱いと無防備になる
※工程のあらゆる段階で自分に聞け、これで何を得られるのか

暗殺に失敗しパートナーを乱暴された殺し屋クリスチャン(マイケル・ファスベンダー)が負のスパイラルにから抜け出すために必要なことを復唱して話が進むんだけど、なんだか笑ってしまう。

ザ・キラーは淡々と①から⑦までこなそうとするんだけど、想定外のことが起きて行き当たりばったり…笑 中二病感が否めない。

途中出てきたピットブルを飼ってる男がスーパーパワー持ってるのかと思うぐらい強かった。

責任重大な仕事で失敗した時に、自分を立て直すのも技術がいるのだ。
安心を得たいのであれば①から⑦を丁寧にやることが必要だと思う。

多くの人は天才ではなく、人生は予測不可能なので、
主人公みたく計画を重ねたとしても失敗することはある。完璧に出来ないとしてもその心意気が大切なのかと。
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