フィンチャーの最新作が映画館で観れるとなったらどう考えても行くだろ〜！
今作はある1人の殺し屋の話
オープニングからヒッチコックの裏窓を彷彿とさせるようなバチバチの構図の中でまるでNHKのプロフェッショナルを見てるのかと思うぐらいの自語りから始まり、心拍数管理や計画重視の思考など細かすぎるほどのこだわりを見せたかと思ったらまさかのミッション失敗！！！
もうそこからはずっとコメディ
仕事のミスの後始末のために奔走するのだが、前半の丁寧なフリのおかげで何をしてもネタにしか見えなくて面白い
殺しの方法も面白かった
この男にはコンチネンタルもなければ変装のマスクを作るための機械もない
AmazonやFedex、airbnbを駆使して殺しのための道具を調達して、使い終わったらどんどん捨てていく
そんな消費社会的な殺しのやり方から少しファイトクラブと通じるものを感じたりした
