すなぎも

紳士は金髪がお好きのすなぎものネタバレレビュー・内容・結末

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダイナマイトボディにふっくらリップ、揺れるブロンドと艶っぽい表情で男性を虜にするお金大好きローレライと、彼女の親友でしっかり者だけど面食いのドロシーが、各々にとっての愛を求めてやりたい放題やる映画。2人とも欲に忠実で、見ていて清々しい。
ローレライの魔性っぷりがたまらない。「あんなに優しいお金持ちいないわ、おねだりしたら何でも買ってくれる、こんな人愛さずにいられない!」という台詞にお金=愛というローレライの恋愛観が詰め込まれている。いいのかいそれで、と最初はツッコミながら見ていたが、あまりにもローレライが魅力的すぎて途中から彼女が幸せならなんでもいいのではと思えてくる。さすが魔性。
法廷での、ドロシーのめちゃくちゃ照れながらの告白、あんなん言われたら負けるだろう。凛としていてセクシーでカッコいいドロシー、このシーンばかりは最高に可愛い。
ティファニーで朝食を、は初期案でのキャスティングはマリリンモンローだった、と聞いたが、納得。もちろんオードリーも素敵だが、マリリンのホリー、見てみたかった…。
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