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紳士は金髪がお好きのKuutaのレビュー・感想・評価

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)
3.7
短評。紳士が金髪を好むように一つの価値観で女を評価するなら、女も金や顔で容赦なく男を切っていく(男は五輪を目指して走り、マッスルミュージカルを演じる)。金髪しか見ていない男社会の「ジャッジ」に狂いを生じさせるシスターフッドが痛快だが、流石にあの裁判シーンは無茶苦茶過ぎて笑った。「何をしても私を信じる人しか愛せない」という暴論を、美貌と勢いとシーンの省略で成立させている。ほとんどのミュージカルシーンにホークスは関わっておらず、別の人が撮っているらしい。
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