主演の伊東蒼さんが好きで観に行きました。素晴らしい演技でした。
紀里谷監督の世界観の中で、「どこにでもいる高校生」でありながら「唯一世界を救える存在」としての『異質性』を持つキャラクターを見事に演じていました。
劇中では過去と大人と運命に翻弄され続けるわけですが、その翻弄される中で生まれる感情の表現がバリエーション豊かだな、と。
下がり眉の困った表情が喜怒哀楽全てを現していて、とても好きでした。
面白い作品かと言われると、正直めちゃくちゃ面白かったとは言えないのですが…。好みの作品ではありました。
特にラスト15分のストーリー展開は冷淡であり温かみもあり、自分の好みどストライクでよかったです。
