search／#サーチ2のうかりシネマのネタバレレビュー・内容・結末

原題は「Missing」（前作は「Searching」）で、前作の事件が起きた世界というだけで繋がりはない。
本作もPC画面上のみで物語が進行するが、前作以上に編集が加えられている。序盤は特に日常シーンが多いためカメラ起動は不自然だし、PCにミラーリングしていないスマホ画面も使われるので、この手法は完全に破綻している。
『アンフレンデッド: ダークウェブ』のような演出があるが、やりたいことは分かるがかなり低レベル。

主人公が少女ということもあり、「違法な手段で入手した証拠は使えない」として警察と協力できず、ジュブナイル的に主人公主導で物語を牽引させる。
協力者がいたり脱出ゲーム並みに偶然手に入れたアイテムで状況を打破したりと、スリラーでありながらポップさもある。
二転三転して観客を心理誘導し、意外な事実が発覚して……と、よくも悪くも前作と同じくらい面白い。