このレビューはネタバレを含みます
つまらない映画だった。若者が集まって、夜な夜なパーティーして、葉っぱを吸って、ヤりまくる。ただそれだけ、と思ったが、一応主軸のストーリーがあった。交通事故でジェイミーという彼女を失ったニックが悲しみを乗り越えていく話なのだが、喪失感を埋めるために、薬が必要だったり、女が必要だったりすると理解すれば少し納得できるかもしれない。亡くなったジェイミーは人妻だったので、彼女といっても不倫関係だった。ジェイミーの旦那さんは、どうやらニックの友達だったということがラストでわかる。ニックの職業はカメラマンで学生ではないことが分かったが、なぜ大学生のたまり場になっている家にいたのか、よく分からなかった。ニックが葉っぱを提供するパーティーの主催者なのか？そして、葉っぱ探しに来た大学生と体だけの関係を持つ。ニックが大学生イングリットと体の関係を持つ現在のシーンと、ジェイミーとの回想のシーンが交互に現れるので、物語の流れが分かりにくかった。セリフの流れも悪く、プロットの繋がりが見えない。映像もストーリーを補完してはくれない。途切れ途切れでバラバラ。悲惨な映画だな〜と感じたが、ニックを演じている俳優さんが魅力的だった。Thomas Wesson という名前で出てきた。 出演作品は『The Harbor Story (2013)』, 『Pedestrian (2013)』など。ジェイミーの葬儀のシーンで、ニックがユダヤ教徒だと分かり、キリスト教と違う雰囲気が興味深かった。
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