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マエストロ:その音楽と愛とのkkのレビュー・感想・評価

3.6
指揮者、作曲家であるレナード・バーンスタインの半生を描いたブラッドリー・クーパー監督作品。

モノクロ〜カラーへと移り変わることで時代が変わっていることがわかる描写が面白い。
音楽シーンが多い前半とは打って変わって、後半は夫婦のすれ違いと愛についてがメイン。人はやっぱり手から離れると大切な存在に気がつくんだろうなぁ。バーンスタイン家の愛はほかの家族の形とは違うかもしれないけど、遠回りしても互いを思う気持ちは強かったように感じた。

指揮のシーンは圧巻の一言。
本家をよく知らないが、本物が憑依しているかのようだった。
そしてキャリーマリガンの迫真の演技も良かった。
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