ブラックユーモアホフマン

トレンケ・ラウケン Part1のブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

トレンケ・ラウケン Part1(2022年製作の映画)
4.5
ヘンなの!笑

行方をくらましたある女性がいて、それを2人の男が探す。フィルムノワール的な導入。「トレンケ・ラウケン」というのが“丸い湖”のことだと言うので、『アンダー・ザ・シルバーレイク』も湖を中心にした街で起こる女性失踪事件だったなー、しかもそれの周辺でそれと関係あるのかないのかよく分からない奇妙な出来事も同時に起きている感じとかも近いなーとか思い出していた。

車のシーンが多くて、パナヒとかキアロスタミのようなイラン映画の画面も思い出しつつ……男2人のしょぼくれたドライブって感じがなんか『オールド・ジョイ』とかも思い出したり。

図書館の本の往復書簡を発見していくプロセスにはワクワクしたなー。ロバート・ラングドンシリーズとか『ナショナル・トレジャー』みたいなワクワク感。

しかし後半あんな展開になるとは!!

【一番好きなシーン】
クロワッサン食べずに置いてくところ