私はこういうのに弱い…
コットが牛舎の掃除を手伝うところから、もうずっと涙がホロリホロリと止まらない
淡々としているし言葉も少なめだけど、コットの子供ながらの気遣いやいたたまれなさがひしひしと伝わってきて何度も胸を締めつけられる
とてもおとなしくて良い子なコットにすっかり私も情が移ってしまい、コットの想いが溢れるラストは嗚咽を必死に堪えた…
このあとコットは、そして叔母夫婦はどうなるのか、出来ることならずっと一緒にいさせて欲しい…と心から願うし、その後が気になるところで終わってしまうけれど、お互いの想いが通じ合っていることがわかるあのラストシーンが心に焼き付くことで、ずっとずっと忘れられなくなるような余韻が残ります
カルラ・シモン監督の『悲しみに、こんにちは』を思い出しながら重ねて観ていたけれど、どちらも本当にラストシーンが素晴らしいです