カムカムのお二人の再共演、そして三宅唱監督作ってことでめちゃくちゃ楽しみにしていたけど、やはり良かった…。良すぎた。心に滲みいった。
三宅唱監督はまた最高傑作を更新してきた。
幾つもの、「やさしい」に触れて、綺麗事じゃなく、観た後はほんとに自分もやさしく温かな気持ちで満たされるような、そんな作品でした。
主演の二人の会話の温度、ナチュラルな空気感、ずーっと、とっても、心地良かった。
山添くんと藤沢さんは、しだいにお互いを理解し合うにつれて、気遣いはあるけど変な遠慮がないのが良い。
藤沢さんがポテチを袋ごとガーッと食べちゃうところと、「絶対ナルシストでしょ」って言っちゃうところの描写、特に良かった。
たくさんの「やさしい」の中でも、やはり私には、荷物や手編みの手袋を送ってくれるお母さんのやさしさと、そんなお母さんの元に帰る藤沢さんのやさしさが凄く滲みました。
