かたく強張ったコットの心が、ふたりのやさしく包み込むような愛で少しずつ解けていく。小さなガラス容器に、大切にしまっておきたくなるような繊細さでした。
ラストは思わず涙。。
これからが気になってしまうけど、あそこで終わるからこの主題が成り立つんだと思う。パパがどちらのことを指しているのか、一見曖昧にする感じも嫌いじゃない。
怒られたらどうすればいいかわからなくなって黙ってしまうところ、親しくもない同級生に陰でコソコソ言われて感じる居心地の悪さとか、自分もそうだったなって思ったり
一時預かりしてくれたあのおばさんの卑しい感じとか、ああいう人いたなーって思ったり。子供だからと思ってるからなのかわかんないけど、高圧的で見下したような態度の大人。実のお父さんもそうだけど。
邦題は悪いわけじゃないんだけど、これのせいで観てない人いっぱいいそう。。自分も最初は躊躇した。。