コット役の女の子がめっちゃ上手いからこの映画は素晴らしい出来になったと言って過言ではない。台詞が少なく、あの控えめな雰囲気をよくあの歳で演じることができた。
生活力がなく、子育て嫌いなくせに子だくさんの夫婦の下に生まれたコット。
おじさん夫婦は真面目できちんとしてるし、コットに対して愛情たっぷりに接してくれる。
昔、自分が血のつながりのない祖母に可愛がってもらい、子どもに対して「金食い虫」と平気で言う両親より祖父母の方が好きだった。
だから、コットの気持ちがよくわかる。
最後に「ダディ」と連呼していたが、実の父に向かって言っているのではない。
この後コットがどうなるのかはわからない。最後は涙が出てしまった。